2008年06月10日

第四十夜 サテンドール神戸 ~神戸ジャズCITY(5)~

今から5~6年前でしょうか。新神戸の一角でジャズミュージアムができないか?という思いをもって、物件を捜していた人がいました。1階をライブハウスにして、2階ではジャズの歴史を紹介したり、懐かしいアルバム(LP)が飾ってあるようにして、神戸ジャズを発信していきたい・・・・こんな構想をもっていた人こそライブハウス「サテンドール神戸」のマスター渡邊さんです。


写真:サテンドール店内


結局その当時としてはジャズミュージアムは実現しませんでしたが、このときの思いは神戸ジャズCITY委員会の設立、そして多様なジャズイベントの開催という形で花開きました。
 NHK神戸放送局の1階ロビーはオープンスタジオ(トアステーション)になっていて、様々な催しが行われています。夕方の「神戸発」という番組がありますが、金曜日はジャズの生演奏をここから流すようになりました。この企画も渡邊さんのアイデアが入っています。サテンドールは山手幹線沿いで、ハンター坂の上り口から少し東寄り(西村コーヒーの東)のバッカスビル2階で営業されていますが、ここはNHK神戸放送局からも近く、NHKの方もよく見かけました。いろいろな話しをするなかで、色々な企画が発想され、練られていったのではないかと思います。


サテンドールの店内の壁には、ここで演奏したミュージシャンたちのサインが書かれたボードが架かっています。レイ・ブライアント、綾戸千絵、小曽根真、渡邊貞夫、などなど・・・。
現在ライブで使用されているピアノは小曽根真さんの見立てと伺いました。




写真:ジャズメンたちのサイン


渡邊さんからテキーラの飲み方を教わったことがあります。
「半分に切ったレモンを口一杯に頬張って、レモンの汁を口に残したままで、テキーラをグイと飲み、レモン汁と一緒に喉に送り込むのです」
「なるほど・・こうですか・・・ううっ!」
 一度試しましたが、何度もやると次の日は仕事にならないと思います。


写真:サテンドールのカウンター


ホームページはこちらです
http://www.satindollkobe.jp/index2.html  


Posted by alterna at 13:37Comments(0)