2008年09月04日

第四十六夜 還暦お祝いジャズライブ

神戸は日本で最初にプロのジャズバンドが結成(大正12年の「井田一郎とラッフイングスターズ」)された街で「日本のジャズ発祥の街」と称されています。
戦前のダンス文化を支えた音楽から戦後の進駐軍(ウエストキャンプ近くの「キャスバ」というBARを介して流出したレコードなど)が流布したアメリカ音楽、そして1950年代頃からのジャズ喫茶やライブハウス、そしてジャズストリート、スチューデント・ジャズフェスティバル、神戸ジャズウォーク、神戸空港でのジャズライブなど様々なジャズイベントへと神戸のジャズシーンも時代とともに変化してきていますが、その根底にはアマチュアジャズフアンの分厚い層があって、時代を超えてジャズを支えてきています。楽しみ方もひたすら聴くというものではなく、会場も舞台も一緒になって盛り上がるところに神戸ジャズの特徴があるようです。

2008年8月24日午後2時。60年前のこの日に生まれた御仁の還暦祝いジャズライブが元町の「ジャスト イン タイム」でありました。神戸のジャズシーンの舞台裏を支えてこられたその御仁こそ「会社の地域貢献の一環として神戸の音楽文化を支える」と位置づけて支援されている富士通テン㈱の高谷政義さんです。

第四十六夜 還暦お祝いジャズライブ
写真:高谷さん還暦記念ジャズライブ

「You are my sunshine」・・・
神戸を中心に歌い続けているジャズボーカリスト北荘桂子さんのMCと歌を中心とした還暦記念ジャズライブは暖かい拍手のなかで始まり、なごやかな雰囲気のうちに終わりました。会社の同僚の人たちもあの手この手で高谷さんの人柄の紹介を工夫されていましたし、普段は表に出ない磯田マスターまでマイクを取ってしゃべっていました。
長井美恵子さん(ピアノ)、三原修さん(ベース)、光田臣さん(ドラム)のピアノトリオに加えて、お祝いに駆けつけた仲間のピアニスト、ベーシスト、ボーカリストたちも次々と入れ替わりでセッションに加わり、音楽を通じて自然に人が集まり打ち解けるような和みを感じるお祝いライブでした。
高谷さんこれからもお元気で!!

第四十六夜 還暦お祝いジャズライブ
写真:特製ケーキ入刀


Posted by alterna at 12:36│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。