2009年07月27日

三宮~北野界隈編:路地に潜むロジックとマジック -その1-

 神戸の街を歩いた小さな旅を何回かに分けてレポートします。

 街の個性は風土と文化の織り成すその街だけの文様です。神戸らしさは港、街、山とそれらを結ぶ坂道、西国街道などの東西の交通路、そして人と人が出合うなかから創られてきました。神戸の街を愛する観光ガイドさんと一緒に歩き、日常の風景のなかの新しい発見という視点で街をゆっくりと眺めてみました。

今回のガイドをしていただいたのは、観光ガイドボランティアの森山さん。
6月27日午前10時、約束したJR三宮駅中央出口山側へ。ブルーのポロシャツに黄色い帽子が目印と伺っていましたので、すぐにわかりました。



「おはようございます。今日はお世話になります。よろしくお願いします」
「はい。こちらこそよろしくお願いします。」
早速、どのようなコースを通るのかを話し合い、ホームページなどのお勧め定番コースではなく「路地を探検」しようということになりました。大まかなコースを決めて「さあ出発」。

 JRの高架下に沿って横断歩道を渡ると、阪急三宮駅の入っている交通センタービル。そこを山側(神戸では北側に六甲山があり、南側に神戸港があるので、北を「山側」、南を「海側」と表現することがよくあります)に曲がるとすぐ凸凹の広場があります。「ここは凸凹広場と言われていますが、神戸の彫刻家新谷琇紀さんの彫刻『アモーレ』が設置されてからは『サン北アモーレ広場』と命名されたようです。若い子たちが集まる場所で休みの日にはロックバンドなどがよく演奏しています。若い子達は見た目そのままの『凸凹広場』と呼んでいるようですよ」
 凸凹広場を横切ると通りの向かいにベネトンのビルがあり、ここからが「北野坂」の入り口です。


写真:凸凹広場の向こうにベネトンビル


写真:北野坂入り口


写真:北野坂


北野坂を上り始めるとすぐ坂の左側歩道に石柱があります。兔原(うはら)・八部(やたべ)両郡界の碑です。「もともとはすぐ東を流れていた生田川の堤防にあったもので、いつの頃からかここに移設されたようです」
 石碑のすぐ角に「北向地蔵尊」があります。「文字通り北向きに設置されているもので、氾濫しそうになった生田川の堤防が決壊寸前のところで、大きな石が塞いで助かったことがあり、その石の流れ着いた前にあったお地蔵さんです。そのときと同じように北向きに安置されています。」


写真:郡界の碑


写真:北向地蔵


写真:東門筋


北向地蔵尊から飲食店の並ぶ路地を西へ、神戸で最大の歓楽街東門筋に突き当たり、そして・・・
(「三宮~北野界隈編:路地に潜むロジックとマジック -その2-」 へつづく)


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